地頭力の鍛え方ver.1.0

巷で話題の地頭力ですが、まず何ぞやと言うところから始まって、フェルミ推定地頭力系の本を読み漁ったのですが、結果的に以下の3冊の本を読んで実践するのが一番じゃないかとおもいます。

1.エントリー編
地頭力思考のベースとなる、フレームワーク思考や、ギャップ分析など分かりやすく説明してあります。
この本は、一読して損は無いかと思います。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

2.ちょっと深く知りたい方へ
地頭力とは何かを知るためには、以下の本がおススメ。
地頭力でキーとなるフェルミ推論について概略を分かりやすく知ることができます。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

詳細は以下の記事で。
フェルミ推定と地頭力 - TECHNERD::INIT

3.実践編
実際に日常生活で地頭力を鍛えるには以下の本がおススメ。

毎週月曜日に発表される景気指標*1などを元にどの値をどうみたらよいか?どのようにつかったらよいか?と日常的に興味のある数字への応用例を示してもらえます。
この数字を使いながら身近な数字に落とし込んでいくと仕事にも役立てると思います。

詳細については以下の記事で。
数字力と地頭力 - TECHNERD::INIT

Yahooの記事でも数字力が読めないとビジネスマンとしてヤバイ!というような記事がでてますね。。
最近は特にこういった能力が重要だと思います。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/28982

また、週間東洋経済(2008.3.8)のp.68に「使える!数字」と題してキーとなる9項目の数字があげられていた。これらを基に地頭力をつかってみてはいかがでしょう。

一階当たりの建物の高さ 約3メートル
1平方メートルで混雑する人数 2人
飲食店の1坪当たり月商 10万円
売り上げ上位品目の割合 2:8*2
小さな異常の大事故への確率 300分の1*3
元金を2倍に運用する年数 72÷運用利率*4
1kgやせるためのエネルギー 約7000キロカロリー
2020年の65歳以上の人口 約4人に1人
1人当たりの国の借金 約650万円*5

おまけ。

フェルミ推定については以下の本もあるのですが、何故マイクロソフトフェルミ推定を活用した面接を採用しているのか?ということは良く分かったのですが、フェルミ推定の本質の部分はいまいちでした。
フェルミ推定の問題を多く知るには有効かもしれないですけど・・・

ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

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