OpenID
2月28日に開催されたbuilder tech day 『openAPI & beyond』に参加しました。
http://builder.japan.zdnet.com/info/techday/
2/28にOpenIDファウンデーション・ジャパンの設立が公表されたこともあり、興味の対象はOpenIDに。
そのOpenIDですが、この一年で大幅な伸びを見せているようです。
OpenIDに対応したサイトは現在10000以上、(1年前は1000以下)ユーザ数は、2.5億ユーザとのこと。
4月からOpenIDファウンデーションジャパンが設立されるということもあって、日本での普及もこれから楽しみです。
既にOpenIDに対応しているサービスプロバイダも含まれてますが、mixiがOpenIDに対応すると面白いかも。
その、OpenIDですが、特徴を以下に示します。
いわゆるSSO(Single-Sign-On)の一種です。
SSOとの違いはプロプライエタリではなくオープンスタンダードであるということ。
その分、認証機構の互換性は高いといえます。
特徴として、
ユーザがどの情報をどのレベルでサービスに公開するかの選択が可能である。
ブログ等であれば、ユーザ名等のプロファイルのみで、Eコマースなどのサイトであれば、クレジット番号まで公開するといった選択が可能。
またユーザは、どの認証局を使うかの選択も可能なので、信頼できる機関に自分の情報を登録しておけばよく、従来、ID管理がサイト独自に行われていたものがユーザ側に開かれた形となります。
と、いろいろ書いたんですが、結局なにがうれしいのかなーと考えると
- ユーザがIDを一元管理できる(いろいろなサイトにいちいち登録しなくて済む!)
ってことが一番のよさな気がしますね。
このことが、リコードンさんのいうSite CentricからUser Centricへということなんだろうなぁ。
デビッド・リコードンさんのOpenIDの説明資料