Bill Joyの言葉 −「ウェブ時代 5つの定理」より
I try to work on things that won't happen unless I do them - Bill Joy
「自分がやらない限り世に起こらないことを私はやる」− ビル・ジョイ
梅田望夫さんの、「ウェブ時代 5つの定理」を読んで、非常に感銘を受けた言葉です。
SPARCやJAVAを世に送り出したビルジョイだからこそ言える言葉であると同時に人間のアイデアの可能性を感じさせてくれる言葉です。
# viもビルジョイが作ったんですね。初めて知りました・・・
WEBが成熟しつつある現在、WEBは人間のアイデアをダイレクトに広めることができるメディア(媒体)となりつつあります。
私も、とあるフリーソフトを公開したことがあるのですが、予想以上に多くの人に使っていただいて反響に驚きました。
その際は、単純に自分が作った成果物をローカルPCに残して置くだけでは忘れてしまうので、整理をする意味を含め公開したのですが、公開後、予想外にもダウンロードランキング30位以内に入る程の人気ソフトとなり、大変驚きました。また、たくさんの方々からメールでご意見を頂いたり、様々な状況で活用して頂いて公開して、本当によかったなと思いました。
ビルジョイのこの言葉を聞いて、当時公開に躊躇した自分を思い出しました。公開しなければ、そのツールで効率化できたことや手作業で行われていたことがそのままになっていたはずです。
私の例は、はっきりいってビルジョイの成果とは全く比較にはなりませんが、この言葉を抱き日々生きていくことが大事なのかなと気づかされました。なによりこの言葉を聞くことで可能性を感じることができワクワクしますよね。
WEBやSNS等のWEB上のコミュニティの成熟により、プログラマもただの作業者ではなくアイデアを具現化する人という立場にシフトしつつあると思います。
そのようなデベロッパの方々がビルジョイのような意思をもって活躍されるかたが増えると非常にワクワクするような世の中になるでしょうね!
- 作者: 梅田望夫
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